転職エージェントとコンタクトをとった話【前編】

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一週間前の診断で病状が悪化していることが明らかとなり、なにを焦ったのか
「転職しなきゃ！」と突っ走った榎本はその勢いで2社の転職エージェント会社にコンタクトをとったのであった。

今日はそのうちの1社、A社（仮名）との話。

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A社は第二新卒に強いエージェントさんであり、会員登録した段階でエージェントとの面談に話が進むというスピード感満載の会社である。

榎本も早速会員登録。個人情報、面談可能日等々入力して送信。
しめしめ、これで転職への一歩を踏み出したぞ。すでに底をついている自己肯定感がちょっとだけ上がった気がするぜ！と思っていたところ、、、

ぷるるるっるるるるるるる。。。（電話が鳴る音）

なぬ。電話とな？このタイミングで電話とは。もはやA社からの電話といっても過言ではなかろう。さすが、スピード感あるな。よっしゃでてみるべ！

以下。A社と榎本の会話

Ａ：「（簡単な挨拶と会員登録ありがとう的な話）」

榎：「いや～こちらこそよろしくお願いしますぅ～」

Ａ：「ではですね、面談に関していくつかご質問させていただきたいんですけども、希望日は○☓◇でよろしかったでしょうか？」

榎：「はい。大丈夫ですぅ～」

Ａ：「はい。では、ご希望の職種はございますか？」
榎：「そうですね。サービス業とか自分に合ってるかなって思ってます」

みたいな感じで話が進んで行く。いいぞ！転職活動ってかんじだ！！

Ａ：「現在は就業中ですか？」

榎：「はい。まだ辞めるかどうかも決めきれてない感じです」

Ａ：「そうなのですね。ではこれまでの転職経験は？」

榎：「ないです。」

Ａ：「わかりました。では現在、治療中のご病気等はおありですか？」

榎：「あ～今〇〇病で休職中です」

はい。ストップ。今までのテンションで反射で答えてしまったでないの。ご病気。
これあれだね？わざわざ聞くということはそういうことだよね？いや、分かってるのよ。分かってたけどつい反射でね。ね！？

Ａ：「あ～そうですか。では現在お薬等は処方されていますか？」

榎：「ないです。（大嘘である。前の質問の失態を取り返したい）」

Ａ：「わかりました。実はですね、現在治療中のご病気があるとなるとご紹介できるお仕事があまりないかもしれませんが、、、」

榎：「あっ、はい。分かりました～じゃあまたちょっと考えます～」

Ａ：「またなにかあればいつでもご連絡ください～」

ぴっ。そんなかんじで虚しく電話終了。上がりかけた自己肯定感など虚無に過ぎなかった。夢だけ見れただけでもまだ幸せかもしれないと思うこととする。どんまい榎本。どんまい自分。でもまだまだ人生始まったばっかだぜ？くよくよすんな。息しとけ。息。

自分を励ましながら次なる一手を考える榎本であった。

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次回、

転職エージェントとコンタクトをとった話【後編】に続くかもしれない、、、

榎本日記